エールディヴィジでプレーした歴代日本人選手一覧

エールディヴィジでプレーした歴代日本人選手一覧。小野伸二・本田圭佑・堂安律 など 欧州サッカー

オランダ1部リーグのエールディヴィジでは、これまで多くの日本人選手がプレーしてきました。

フェイエノールトでUEFAカップ優勝を経験した小野伸二をはじめ、本田圭佑、吉田麻也、堂安律、菅原由勢などがオランダで経験を積み、その後のキャリアにつなげています。

近年では、2025-26シーズンに上田綺世が日本人選手として初めてエールディヴィジ得点王を獲得。その後、2026年8月にフランス・リーグ・アンのLOSCリールへ移籍しました。

この記事では、エールディヴィジでプレーした歴代日本人選手を、所属クラブや在籍時期とともにまとめます。

※在籍期間はオランダのクラブに所属していた期間を基準に整理しています。シーズン途中の加入・退団や、在籍中に2部リーグでプレーした期間を含む場合があります。

エールディヴィジでプレーした歴代日本人選手一覧

エールディヴィジ所属クラブでプレー経験を持つ主な日本人選手は、次のとおりです。

選手名 所属クラブ 在籍時期
小野伸二 フェイエノールト 2001~2005年
藤田俊哉 FCユトレヒト 2003年
戸田和幸 ADOデン・ハーグ 2004年
本田圭佑 VVVフェンロー
フィテッセ
2008~2009年
2019年
吉田麻也 VVVフェンロー 2010~2012年
ハーフナー・マイク フィテッセ
ADOデン・ハーグ
2011~2014年
2015~2017年
宮市亮 フェイエノールト
FCトゥウェンテ
2011年
2014~2015年
安田理大 フィテッセ 2011~2013年
カレン・ロバート VVVフェンロー 2011~2013年
大津祐樹 VVVフェンロー 2012~2014年
小林祐希 SCヘーレンフェーン 2016~2019年
堂安律 FCフローニンゲン
PSV
2017~2019年
2019~2022年
中村敬斗 FCトゥウェンテ 2019~2020年
板倉滉 FCフローニンゲン
アヤックス
2019~2021年
2025~2026年
菅原由勢 AZアルクマール 2019~2024年
中山雄太 PECズヴォレ 2019~2022年
ファン・ウェルメスケルケン際 PECズヴォレ
SCカンブール
NECナイメヘン
2017~2020年
2020~2022年
2022~2024年
前田直輝 FCユトレヒト 2022年
斉藤光毅 スパルタ・ロッテルダム 2022~2024年
上田綺世 フェイエノールト 2023~2026年
小川航基 NECナイメヘン 2023~2026年
佐野航大 NECナイメヘン
PSV
2023~2026年
2026年~
三戸舜介 スパルタ・ロッテルダム 2024年~
塩貝健人 NECナイメヘン 2024~2026年
毎熊晟矢 AZアルクマール 2024年~
渡辺剛 フェイエノールト 2025年~
冨安健洋 アヤックス 2025~2026年
市原吏音 AZアルクマール 2026年~

同じ選手が複数のオランダクラブでプレーしている場合は、クラブごとに在籍時期を記載しています。

なお、本田圭佑が中心選手として活躍したVVVフェンローなど、在籍期間中に2部リーグでプレーしたクラブもあります。そのため、この表ではエールディヴィジでの出場期間だけではなく、対象クラブでの在籍期間を基準に整理しています。

エールディヴィジで印象的な活躍を見せた日本人選手

小野伸二|フェイエノールト

エールディヴィジでプレーした日本人選手を語るうえで、欠かせない存在が小野伸二です。

2001年に浦和レッズからフェイエノールトへ移籍。加入1年目から主力として起用され、2001-02シーズンのUEFAカップ優勝に貢献しました。

オランダ国内だけでなく欧州の大会でも結果を残し、日本人選手が欧州クラブで中心選手として活躍できることを示しました。

本田圭佑|VVVフェンロー・フィテッセ

本田圭佑は2008年に名古屋グランパスからVVVフェンローへ移籍しました。

加入後にクラブは2部へ降格しましたが、本田は残留。中心選手として1部復帰に貢献し、その活躍から「VVVの皇帝」とも呼ばれました。

その後CSKAモスクワなどでプレーし、2019年にはフィテッセへ加入。短期間ながら、約10年ぶりにオランダへ戻りました。

吉田麻也|VVVフェンロー

吉田麻也は2010年に名古屋グランパスからVVVフェンローへ移籍しました。

センターバックとして経験を積み、2012年にはイングランドのサウサンプトンへ移籍。プレミアリーグで長くプレーするための土台をオランダで築きました。

ハーフナー・マイク|フィテッセ・ADOデン・ハーグ

ハーフナー・マイクは、フィテッセとADOデン・ハーグの2クラブでプレーしました。

長身を生かしたセンターフォワードとして継続的に得点を記録。特にADOデン・ハーグでは、2015-16シーズンにリーグ戦16得点を挙げました。

エールディヴィジで長期間にわたって実績を残した日本人ストライカーの一人です。

堂安律|FCフローニンゲン・PSV

堂安律は2017年、ガンバ大阪からFCフローニンゲンへ期限付き移籍しました。

加入1年目から得点を重ね、翌年に完全移籍。その後、オランダの強豪PSVへステップアップしました。

エールディヴィジで若くして評価を高め、ドイツ・ブンデスリーガへ進んだ代表的な選手です。

菅原由勢|AZアルクマール

菅原由勢は2019年に名古屋グランパスからAZアルクマールへ加入しました。

右サイドバックを中心に出場を重ね、公式戦通算では150試合以上に出場。2024年にイングランドのサウサンプトンへ移籍するまで、5シーズンにわたってAZでプレーしました。

若手選手がエールディヴィジで経験を積み、欧州主要リーグへ進んだ好例といえます。

上田綺世|フェイエノールト

上田綺世は2023年、ベルギーのセルクル・ブルッヘからフェイエノールトへ移籍しました。

加入当初は途中出場が中心でしたが、出場機会を増やしながら得点を重ね、2025-26シーズンにはリーグ戦25得点を記録。日本人選手として初めてエールディヴィジ得点王を獲得しました。

2026-27シーズンもフェイエノールトでリーグ戦4試合3得点と好調なスタートを切った後、2026年8月31日にフランス・リーグ・アンのLOSCリールへ完全移籍しました。

エールディヴィジで結果を残し、さらに別の欧州主要リーグへ進んだ日本人選手の代表的な例の一人となりました。

複数のオランダクラブでプレーした日本人選手

エールディヴィジでは、一つのクラブだけでなく、複数のクラブでプレーした日本人選手もいます。

選手名 所属したクラブ
本田圭佑 VVVフェンロー、フィテッセ
ハーフナー・マイク フィテッセ、ADOデン・ハーグ
宮市亮 フェイエノールト、FCトゥウェンテ
堂安律 FCフローニンゲン、PSV
板倉滉 FCフローニンゲン、アヤックス
ファン・ウェルメスケルケン際 PECズヴォレ、SCカンブール、NECナイメヘン
佐野航大 NECナイメヘン、PSV

FCフローニンゲンからPSVへ進んだ堂安律や、NECナイメヘンからPSVへ移籍した佐野航大のように、オランダ国内でステップアップする例もあります。

一方、板倉滉のように、若手時代にエールディヴィジで経験を積み、ドイツでプレーした後に再びオランダへ戻るケースもあります。

日本人選手の所属が多いクラブ

歴代の所属状況を見ると、複数の日本人選手を受け入れてきたクラブがあります。

フェイエノールト

  • 小野伸二
  • 宮市亮
  • 上田綺世
  • 渡辺剛

小野伸二がUEFAカップ優勝に貢献したクラブで、その後も宮市亮、上田綺世、渡辺剛がプレーしています。

近年では、上田綺世が2025-26シーズンに25得点を挙げてエールディヴィジ得点王を獲得。2026年8月にリールへ移籍した後は、渡辺剛がフェイエノールトでプレーしています。

NECナイメヘン

  • ファン・ウェルメスケルケン際
  • 小川航基
  • 佐野航大
  • 塩貝健人

近年、多くの日本人選手が在籍したクラブです。2023年に小川航基と佐野航大が加入し、2024年には塩貝健人も加わりました。

2026年には佐野がPSV、小川がFC町田ゼルビアへ移籍するなど所属状況は変わりましたが、日本人選手との関わりが深かったクラブの一つといえます。

VVVフェンロー

  • 本田圭佑
  • 吉田麻也
  • カレン・ロバート
  • 大津祐樹

本田圭佑や吉田麻也が欧州でのキャリアを本格的に始めたクラブです。現在はエールディヴィジに所属していませんが、日本人選手との関わりが深いオランダのクラブとして知られています。

AZアルクマール

  • 菅原由勢
  • 毎熊晟矢
  • 市原吏音

若手育成に定評があり、菅原由勢はAZで長期間にわたって主力としてプレーしました。近年は毎熊晟矢と市原吏音が所属しています。

日本人選手にとってエールディヴィジが重要な理由

エールディヴィジは若手選手を積極的に起用するクラブが多く、日本人選手にとっても欧州で経験を積む舞台の一つとなっています。

本田圭佑、吉田麻也、堂安律、菅原由勢など、オランダで評価を高めた後に欧州の別リーグへ進んだ選手も少なくありません。

2025-26シーズンに得点王となった上田綺世も、フェイエノールトで結果を残した後、2026年にフランス・リーグ・アンのリールへ移籍しました。

一方で、佐野航大のようにエールディヴィジ内でより大きなクラブへ移籍するケースや、板倉滉のように他国で経験を積んだ後に再びオランダでプレーするケースもあります。

若手が欧州での第一歩を踏み出す場所であるだけでなく、すでに海外経験を持つ選手が新たな挑戦をする舞台としても、日本人選手との関わりが続いています。

現在エールディヴィジでプレーしている選手については、エールディヴィジ2026-27の日本人選手一覧で、所属クラブや前シーズンの成績、今季の注目ポイントをまとめています。

まとめ

エールディヴィジでは、2000年代初めから現在まで、多くの日本人選手がプレーしてきました。

小野伸二はフェイエノールトのUEFAカップ優勝に貢献し、本田圭佑、吉田麻也、堂安律、菅原由勢などは、オランダで経験を積んだ後に欧州の別リーグへステップアップしています。

近年では、2025-26シーズンに上田綺世が日本人初のエールディヴィジ得点王を獲得し、2026年8月にリーグ・アンのLOSCリールへ移籍しました。佐野航大も2026年にNECナイメヘンからPSVへステップアップしています。

選手の入れ替わりはありますが、エールディヴィジは現在も日本人選手が経験を積み、次のステージを目指す過程を追えるリーグの一つです。